季節もいつのまにか秋が深まって来ましたね。エルニーニョ現象が起こったとか?
今年の冬もどんなことになるのか?正に異常気象は続きますね!
さて、 これからも急激な気温差が予想され今年の冬ももうすぐ早く訪れそうですね。
最近は「冷え症」は、女性や高齢者だけではなく、若い男性にも多いようで、「冷え対策グッズ」が
よく売れているそうで、身体を温める対策(冷え症改善対策)をすることを「温活」というそうです♪
そこでこれからの時期こそ注目してほしい冷え症の方がなりやすい「低体温症」について、
お客さまから店頭でよく聞かれることを、Q&Aでまとめてみました。
低体温症 |
Q1:低体温症とは、どのような病気ですか?
A1:低体温症とは、体温が通常より下がっている場合で、寒冷な環境の中で直腸温度が35℃度以下に下がると起こります。低体温症では、代謝が低下し、血液の流れが悪くなります。 体温が下がると、免疫力低下、カゼなどの易感染症、 花粉症、不妊症、更年期障害、ガン細胞の活発化などが見られます。
Q2:低体温症の原因は、どのようなものがありますか?
A2:急性低体温症の原因には、寒冷気候、地震・津波、冬山登山、スキー、スケートなどでの雪山遭難や氷の湖に落下事故などがあります。慢性低体温症の原因には、冷房の効き過ぎ、 寝不足、偏食、過食、飢餓、運動不足、ストレス、過剰なダイエットなどが原因となります。自律神経の働きが悪くなります。高齢者や小児ではで低体温症になりやすいのです。
Q3:低体温症の症状には、どのようなものがありますか?
A3:症状は寒さ、ふるえで通常意識は正常です。極端に体温が下がると、脈拍、呼吸数が低下し、死亡(凍死)します。肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、 生理痛、不妊症、不眠などの不快症状が現れてきます。
また、免疫力も低下することによりそれに伴う免疫疾患や癌などを起こしやすい体質になりやすくなってしまいます。
Q4:低体温症の予防は、どのように行いますか?
A4:急性低体温症の場合は暖めることが必要です。慢性低体温症の場合は、冷たい食べ物を食べない、温かい食べ物、飲み物を飲む、旬の野菜・果物を摂取、 無理なダイエットは避ける、ウォーキング、エアロビ、水泳などの有酸素運動をする、ぬるめの風呂にゆっくり入る、バランスのとれた食事をとる、禁酒、禁煙などです。
では、「体温が1℃上がると、体調はどうなるのでしょうか?」
☆ 基礎代謝が上がり、太りにくい体質になる。
☆ ストレスに強く、病気になりにくい体質になる。(免疫力が上がります。)
☆ 腸のぜん動運動が活発になり、便秘や大腸癌の予防になる。
(癌患者さんの多く平熱が35℃代です。)
☆ 脳の血流が良くなり、記憶力低下や認知症の予防になる。
さて、みなさまは、ご自分の平熱をご存じですか?
理想的な.体温は36.5℃から37,2℃です。
意外にも、自分自身を含めてお子さんやご主人の平熱をご存じない方が多くいらっしゃいます。
いざ病気になって病院や薬局で平熱を聞かれたりした時、わからないとその時の体温が本人に
とって高いのか低いのかの判断がつかず診断を遅らせると言うケースも多々あります、特に漢方相談では平熱が低いか高いかでも処方する薬が異なってきますので、この機会に自分やご家族の平熱を知っておくと良いでしょう!
次回は、もう少し詳しく「低体温症」について掘り下げてみたい
と思います♪
ご期待下さいね♪