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漢方 の研修会に出席してきました!

2014年7月21日 月曜日

P1000704 P1000705 講師 新潟;マツヤ薬局 笛木司先生 

7/13(日)代々木:協励会館にて

「男☆女の悩める更年期・・・そうだ漢方薬があった!!」

 と言うテーマで研修会があり、出席して参りました!

 ☆講師は漢方大家であり、近代姫路大学非常勤講師でもある新潟のマツヤ薬局の笛木司先生でした。

 更年期は女性だけではなく、男性にもあります。

 

「更年期障害の主な原因」

・性腺の機能の低下にともなう性ホルモンの分泌の急激な減少(生理的ストレス)

・子供の独立や社会、職場での立場の変化、親の介護など(社会的ストレス)

 

「男女更年期障害の主な症状」

     女性              男性

精神症状;神経質、興奮状態、疲労     神経質、疲労、不眠

     抑うつ、めまい、        興奮状態、抑うつ、頭痛

     記憶力・集中力低下       記憶力・集中力低下、

     不眠、頭痛、知覚障害      めまい、知覚異常

循環器症状;冷え症、のぼせ、頻脈     のぼせ、頻脈、心悸亢進

      心悸亢進

消化器症状;便秘、食欲不振        便秘、食欲不振

婦人科症状;月経異常、無月経       

泌尿器症状;頻尿、尿量減少は多尿、    性欲減退、ED

 

☆加齢とは腎気が弱ること!

漢方では腎虚と言いますが、これは下半身の臓器が弱り、それが全身に

及ぼす影響が更年期の各症状の原因になることが多い。

 *漢方で言う「腎」とは、今の「腎臓」と等しいものではなく、腎臓あたりのある

   臓器も含んで考えられており、副腎、卵巣、なども「腎」となります。

 

 「更年期障害でよく用いられる漢方薬」

八味丸、加味逍遙散、当帰芍薬散、桂苓丸、温清飲、桃承核気湯、温経湯

柴胡加竜骨牡蠣湯、柴朴湯、黄連解毒湯など 

 

 

 ☆漢方薬はその方の体質や状によりおひとりおひとりお薬が異なることがあります。そのため、身体に

 合わせたお薬をお出しするため、カウンセリングをしております。

 ☆いろいろな症状が混在する場合は、漢方を2種類組み合わせて処方する場合や

 他の医薬品と併用する場合があります。

 

 「更年期に心がけたい10箇条」

1,体調の変化、衰えを受け入れる。

2,がんばらない。無理をしない。

3,生活を出来るだけ規則正しく。

4,ストレスを減らす工夫をする。

5,生きがいや趣味を持つ。

6,むやみに不安感を抱かず、人生を楽しむ気持ちを持つ。

7,健康診断を定期的に受ける。

8、適度な運動をする。

9,加齢を肯定的に見る。

10,何かあったら、すぐかかりつけの薬局、病院に行く。

 

 

 

 

 

 

   

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