結城市 中学3年生 女性
症状:3,4ヶ月前より突然、生理が長引くようになり、身体も疲れていて、学校から帰ると
すぐ横になってしまう。母親が「何か重大な病気では」と心配され来店。
原因:学校での友達関係などで悩みがありストレスを感じている。以前は生理は安定していて
生理周期は28~30日、生理期間 6~7日で終了していた。
生理が始まり10~12日続き、終わったかと思うと2,3日後にまた生理になってしまう。神経質なためとても気にしている。
また寝起きも悪く、いつも疲れて学校から帰るとまず横になってしまう。受験なので勉強にも実が入らずお母さんはそちらも心配している。
処方:漢方薬とレバコールS。
婦人病、神経質で疲れやすい、貧血有り。生理異常出血。ほとんどが、生理中のため貧血と疲労感集中力の欠乏がみられる。
また精神的にもバランスが乱れているためこちらも考慮にいれる。
漢方薬で生理の異常出血(ストレスによるホルモンバランスの乱れ)、精神状態を緩和し、レバコール(天然のアミノ酸製剤)で貧血、疲労感を改善していく。
1月後
生理が10~12日間隔があいた。寝付きよくなり「疲れた。」も言わなくなった。
2ヶ月後
生理が1月近くで来るようになり、途中出血も無くなる。生理期間6~7日間
3ヶ月後
生理はほぼ1月で来るようなる、生理期間は1週間。疲労感はほとんど無くなり
寝つきも、朝の目覚めもよくなる。精神状態も以前よりは落ち着いてきたようです。
薬の効果もわかり継続服用中!レバコールはお母様も疲れに効くと一緒に服用されています。
コメント:
患者さんがお子さんの場合はなかなかお薬を用法通り呑めない事が一番の難題なのです。
この方の場合は、本人も早く治したいという気持が強く、きちんとお薬を服用されていました。
それが一番の早期改善につながりました。
やはりきちんと用法通りに呑んでいる方は治りも早いことが多いです。
そうは言ってもご両親やご家族の方の努力はとても重要です。
「お早う」と「お帰り」、「お休みなさい」のタイミングで1日3回(どうしても3回呑めない場合は2回に調合します。)
軟膏などの塗り薬はお風呂上がりと朝の着替えのタイミングで忙しくてもお子さんの肌に触れる
大事なスキンシップの時間にもなります!まさに「手あて」です。
お子様の病気には、薬もさながら、ご家族の愛情がなによりの特効薬なのです(^_^)v